新しいMac、すごくいいんじゃない!?
外観変わらずとも内面は
ものすごく進化しました!
Apple silicon M1チップって?
M1チップとはARMアーキテクチャーのCPUで、Appleが今まで開発してきたiPhoneやiPad用のAシリーズプロセッサーの亜種です。
では、ARMとは何でしょうか。ARMの名前は社名であって、ソフトバンクの子会社であるイギリス🇬🇧のメーカーでしたが、先日、GPUの巨塔GeForceのメーカー、米 NVIDIAに買収され、これの子会社となりました。
ARMアーキテクチャーは、消費電力を抑えることが得意であり、低消費電力を目標に設計されるモバイル機器において絶大なシェアを誇っています。
が、致命的な弱点もあります。それは、既存のWindowsやMac、Linuxのアプリケーションの互換性がないことです。
『今までのソフトが動かないんじゃ意味ないやんはいクソ』と、おっしゃる兄貴、姉貴もいらっしゃることでしょう。
ご安心ください。Appleは全て解決しています。
全てを解決する、Universal 2とRosetta 2。
前述した、Universal 2とRosetta 2はソフトウェアの互換性を仮想化技術を使って、Intel X86からARMへの移行を、ユーザー、デベロッパーの負担を最小限に抑えながら行うことができます。(移行期間の2年間限定)
Universal 2 は、デベロッパーが簡単にX86からARMへとプログラムを変換することができる機能です。先日のeventでも、デベロッパーが簡単に変換ができると発言していました。これを使えば、Apple siliconにネイティブに対応することができます。
Rosetta 2 は、デベロッパーがuniversal2を使用せず、ネイティブに対応していないアプリケーションを、ユーザーが意識せず対応することが可能となるソフトウェアです。高性能かつ互換性が高く、アプリのコードはインストール時に変換され、プラグインなどは実行直前に変換することもできます。これを使えば、iPhoneやiPadのアプリケーションも容易に動くことでしょう。
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つまり、Apple silicon とUniversal 2 、Rosetta 2 を使えば、iPhoneのゲームがMacでもできると言うことです。
全てのAppleエコシステムの垣根を超え、全てがシームレスに動く、そんな未来はもう間も無くです。
WWDC2020とApple event 2020 11/10 のおさらいがしたい方は、下のリンクからどうぞ。
Appleのイベント - 2020年11月 - Apple(日本)
笠原華純 2020 11/12 11:44